合格率

ご存知の通りエネルギー管理士の資格には2つあり電気エネルギー管理士と
熱エネルギー管理士とあります。仕事によってどちらのエネルギー管理士を
取得するか決まってきますが合格率に違いがあります。

電気エネルギー管理士の平均合格率は25%前後で熱エネルギー管理士の
平均合格率35%と10%もの開きがあります。
受験者の人数も若干熱エネルギー管理士の方が多い傾向にありますが合格者
の人数は、熱エネルギー管理士の方が多い結果が出ています。

平成18年に試験精度の改正があり試験を受けた訳ではないのでわかりませんが
合格率が下がっています。平均合格率25%の電気エネルギー管理士が15%
まで下がっている年もあります。熱エネルギー管理士も平均で35%の合格率に
対して25%まで下がっている年があります。

受験者数も少しずつ増加傾向にあるエネルギー管理士の資格なので難易度を
上げる必要は出てきたのかもしれません。
両エネルギー管理士とも5000名前後の受験者が毎年試験を受けています。

一般的にはエネルギー管理士という資格は認知さえていないと思いますが
これだけの人数が毎年受験する資格になっています。
今の時代安定した雇用と給料を求める人が多い事から受験者が増えた一つの
要因かと思います。
合格率も低いし簡単に取れてしまう資格ではないので、もし必要なのであれば
早い段階で受けた方がいいと思います。

勉強の仕方としては最初に過去問を一度問いてみること。何も勉強していなくても
良いのでまずは過去問から。その後で参考書を読んだり勉強をすると頭に入り
やすくなります。是非一度試してみてください。

考え方

今後のエネルギーの確保について、エネルギーの使い方について、エネルギー
というものそのものについて・・・あれこれと、頭を悩ませて考えることが求められ
る時代になって参りました。
エネルギー管理士、という仕事があるとして、また、エネルギー管理士、という資格
があるとして・・・。
この、エネルギー管理士、という仕事や資格、いま、最も脚光を浴びる可能性のある
仕事や資格であるように思えます。
必要に迫られて、特に我が国においては、老若男女の誰もが、真剣に考えなければ
ならないのです。エネルギー、というものについて。また、エネルギー管理士、という
仕事や資格について・・・。
エネルギーや、エネルギー管理士、といったものについて考えるということは、
エコについて考える、ということに繋がって参ります。
いったい、エネルギーというのは有限なものであるので、無駄使いしてはいけ
ないんだ、という考え方は、第一次オイルショックの時期、盛んに流布されて
おりました。
もっと前、太平洋戦争時も、有限のエネルギー、という考え方はありましたね。
考えてみれば、その時代から、エネルギー管理士、といったような資格や仕事
があったなら、その時代のエネルギー管理士、というのは、いったい、どのような
エネルギー管理を行なったでしょうか?
興味深い考察になりそうですね。
きっと、節約、節約、ということを声高に叫ぶ、ということに終始したことでしょう。
これでは、エネルギー管理士の仕事、というふうに言うことは出来ないかも
しれません。

海外で活躍?

エネルギー管理士の資格を持つ、エネルギー管理に関する専門家が、その専門知識を活かして、今後、海外で活躍する、というような流れになることはあるでしょうか?

私は、エネルギー管理士が海外で活躍する、という流れは、今後、大いにあり得る、と思っております。
日本で、日本の規格で取った資格だから、すぐに海外で通用しないのではないか? という懸念があるとすれば、それも尤もでしょう。しかし、エネルギーを管理する、という基本的なコンセプトについては、どこの国でも通用するでしょう。

あとは、赴任地の事情、状況に合わせたエネルギー管理、ということになりますが、なにしろ、エネルギー管理士は、それこそ、エネルギー管理についてはプロであるわけですから、赴任地の事情や状況に合わせてエネルギー管理をしていくことについては、そんなに難しいことではないように思われます。

特に、これから経済成長期を迎えるような、発展途上国においては、いまのうちから、エネルギー管理、ということについて、高い意識を持つ、ということが重要になるでしょう。
先進国においては、我が国における、エネルギー管理士のような資格を持った人間を、途上国に送り込んで、赴任地で、その国の事情・状況に合ったエネルギー管理を行う手助けをしていく、ということですね。

エネルギー管理士が、海外で活躍する、という流れは、遠からず、太く大きな流れになるのではないでしょうか。いえ、そうなることが強く望まれます。

今後の役割

エネルギー管理士の今後の役割について考えれば考えるほど、
エネルギー管理士の仕事は重要となり、欠かせないものになるだろう、
という予感がしますね。

この頃は、痴呆、でも総理大臣になれる時代で・・・
これは、私たち日本人の無能さを顕しているようで、なんとも情けなく、
忸怩たる思いですが・・・その痴呆おとこが、エネルギーについて、
口を開ければ、害毒を垂れ流すようなことをしています。

とにかく私たちは、それぞれのレベルで、エネルギーのことを、
エコのことを考えて、よりよいと思われることを実践していかなくては
ならないわけですが・・・ここに、エネルギー管理士なる資格があって、
エネルギーを管理する専門家であるとするならば、私たちは、彼、
エネルギー管理士の知見を充分に活かして、それぞれのレベルで、
エネルギーの節約や有効利用に努めることが出来そうだからです。

家に居て、定期預金の金利のことを考えていれば、それは、余計な
エネルギーは使わなくても済むかもしれませんが・・・。

無能だとか馬鹿だとかを通り越して、異常者がトップを務めている
この国にあっても、私たちは、それぞれのレベルで、考え知恵を出し合って、
エネルギーに関することであれば、エネルギーの有効利用のことを考えて
いかなければならないのです。

エネルギー管理士、という資格や職能について、私は、大きな期待を寄せています。
それにしても・・・異常者には、一刻も早く、行政の場からも、
立法の場からも、姿を消してもらいたいと切に願います。

エネルギー管理士の今後の可能性について

確かに大きな工場で活躍するしかないエネルギー管理士ですが、その工場での
活動が、直接的間接的問わずに、地球環境に影響を及ぼしていることは言い過ぎ
ではないと思います。

こういう大きな工場で大きなエネルギーを使用すること自体が環境汚染に
つながっており、今その規制が弱い中国大陸などアジアの国々では日本が
約40年前に経験している、効果がスモッグ、工場からの排煙や排水による
被害を今まさに繰り返しているといるでしょう。
経済の発展の過程とは言え、特に中国の場合は日本の人口の10倍の10億人の
人々が生活しているわけで、その経済活動や、近代化の規模は単純に
日本の10倍、いやそれ以上になることは容易に想像できます。
そういう国がお隣になるとすれば、中国で発生した排煙であるとか排水など
日本海を渡り、日本に影響がでてくることも容易に想像できるというものです。
もし、今より更に中国での工場化、近代化が進み、公害がもっと進めば
話は単に日本を含むアジアだけの問題ではなくなります。

もっと世界規模の話になり、下手すれば地球環境が壊滅してしまうのでは?
言う懸念が世界に蔓延しつつあるようにも思います。

エネルギー管理士のような職は、日本だけではなく、世界中にあってもよい
と思うし、世界標準の基準を設けて、世界中の一定規模の工場には
エネルギー管理士を置くようにするべきだと思います。

そうすれば、自分の国の国益ばかりを主張するのではなく、自分たちが
生きている地球レベルの判断が世界各国の代表ができることを大いに期待します。

エネルギー管理士が活躍できる場

一言で言ってしまえば「でっかい工場」ですね。
それも相当でっかい工場です。

何せ法律でそういうでっかい工場にはエネルギー管理士を置きなさい。
いや、置くようにと義務付けられているわけですからね。
そうして大きな工場でエネルギーを管理しないと、また40年前のような
光化学スモッグで目がチカチカ痛くなったり、のどが痛くなって咳こんだり
川は汚染されて魚が住めなくなったり、空は工場からの煙で晴れているのに
まっ黒だったり、洗濯物が工場の排煙でまっ黒になったりそういう環境に
逆戻りしてしまうのです。

同じ様な過ちを犯さないためにも、エネルギー管理士の仕事は重要になって
きます。

エネルギー管理士を置く必要のある工場の基準は、年間の原油使用量が
3,000キロリットルで、電気が12,000キロワット以上の工場で、その使用量
が増加するにつれて、エネルギー管理士を置く人数も増えていきます。

一番でかい工場の場合は4人おく必要があり、その基準は年間の原油使用量が
100,000キロリットル以上を使用する場合だそうです。
電気の使用量は残念ながらどれくらいかはわかりませんでした。
どこかに出てたと思って探してみたのですが、見つけることができませんでした。
見つけたら書きます。

というわけで、エネルギー管理士の活躍は今後より一層期待されるわけですが
世の中のエコロジーの風潮が今後も一層強まっていくことが予想される以上
エネルギー管理士はますます必要とされるでしょう。

省エネについて

1970年代のオイルショックをキッカケに世界規模で省エネが叫ばれ始めて
もう40年近く経ったわけです。

それ以降石油に代表される化石燃料の無駄遣いをなくそうとしたり
石油以外のエネルギー源を模索したり、水力や風力、太陽光をエネルギー源
として利用することが見直されてきたり、エネルギーに関する関心が高まって
います。

最近では屋根にソーラーシステムを積んでるいえも数多く見られていますし
省エネの意識は世間一般的に浸透したと言えるのではないでしょうか?

エネルギー管理士は表立って活躍するたぐいの資格ではありませんし、
どっちかというと特殊な資格の部類に入るのではないかと思います。

例えば、企業というものは利益を上げるのが使命であります。その利益
に直結するのは営業であり、集客であります。
世の中にはセミナーの集客のためのコンサルタントがいたりしますし
そういう部類が攻めだとすると、エネルギー管理士はどっちかというと
守りの部分になると思います。

ただし、だからこそ、無駄を省くことは大切なわけで、最近省エネに
ついでエコロジーなんて言葉も良く聞くようになりましたが、こういう
動きは人間が住む地球にとっては、というか、人間にとって生活環境を
守ることは当然の事ですので、むしろ遅すぎるのでは?とも思ったりします。

子供のころに公害であるとか、環境破壊が始まったころに光化学スモッグ
であるとか工場が垂れ流す排煙排水で環境がズタボロにされてきた報いが
今来てるのだと思います。

エネルギー管理士の資格を取るために 電気分野

前回は熱分野の学習項目について書きました。
今回は電気分野についてどんな項目の勉強をする必要があるかを書きます。

[1]電気の基礎
 1.電気理論
(1)静電界と磁界
  (2)電気回路の基礎
  (3)交流回路の基礎
  (4)三相交流回路
 2.電子理論
 3.自動制御
(1)自動制御系
  (2)制御理論の基礎
 4.情報処理
(1)情報処理の基礎
  (2)情報処理と通信
  (3)コンピュータシステム
 5.電気計測(電気計測・測定

[2]電気設備および機器
 1.工場配電
(1)配電方式
  (2)受電設備と負荷
  (3)管理運用
 2.電気機器
(1)変圧器
  (2)誘導機
  (3)同期機
  (4)直流機
  (5)半導体電力変換装置

[3]電力応用
 1.電動力応用
(1)電動力の運転と慣性体の加減速
(2)電動機の始動と速度制御
(3)電動機の使用と定格
  (4)電動機応用設備
 2.電気加熱
(1)電気加熱の特質と電気加熱方式
(2)各種の電気加熱
(3)熱計算
(4)測定・制御と電気加熱材料
(5)電気溶接
(6)省エネルギー対策
 3.電気化学
(1)電気化学の基礎
(2)電解工場
(3)電池
 4.照明
(1)照明の基礎
(2)光源・点灯回路・照明器具
(3)照明計算と設計
(4)照明器具の保守・運用
 5.空気調和
(1)空気調和の基礎
(2)空気調和システム
(3)省エネルギー管理
(4)冷凍機
(5)総合エネルギー管理システム

[4]エネルギー総合管理および法規
 1.エネルギー総合管理
(1)エネルギー概論
(2)エネルギー情勢と政策
(1)電気管理と熱管理
 2.法規(省エネ法等)

エネルギー管理士の資格を取るために 熱分野

エネルギー管理士の資格を取るために必要な勉強は熱分野と電気分野では
当然変わってきます。

今回は熱分野についてどんな項目の勉強をする必要があるかを書きます。

[1]エネルギー総合管理及び法規
  1.エネルギーの使用の合理化に関する法律及び命令
  2.エネルギー情報・政策、エネルギー概論
  3.エネルギー管理技術の基礎

[2]熱と流体の流れの基礎
  1.熱力学の基礎
  2.流体工学の基礎
  3.伝熱工学の基礎

[3]燃料と燃焼
  1.燃料及び燃焼管理
  2.燃焼計算

[4]熱利用設備及びその管理
  1.計測及び制御
  2.ボイラ,蒸気輸送・貯蔵,蒸気原動機・内燃機関・ガスタービン
  3.熱交換器・熱回収装置
  4.冷凍・空気調和設備
  5.工業炉,熱設備材料
  6.蒸留・蒸発・濃縮,乾燥,乾留・ガス化
熱と言ってもどういう状態で熱が発生するかという基礎的な事も当然そうですが
このような理系てきな事ばかりではなく、一番最初に法律の事が出ているように
法規についても勉強する必要があります。

例えば燃焼計算などは公式を覚えてしまえば、応用が効きますが、法律に関しては
条文を正確に覚えて、その意味するところを正確に把握しておかないと、「あれ?
これってどういう意味だっけ?」と試験中に迷うことは必然です。

ただでさえ何を言っているかがわかり辛い法律ぶんであるので、この点は特に要注意です。

エネルギー管理士は2種類あるのです

エネルギー管理士の資格は熱分野と電気分野の2種類あることは、何回か
書いてますが、それらについて改めて書きたいと思います。

まず熱分野ですが電気分野よりかは若干学ばなければならないことが少なめです。
合格率も熱の方が若干高めです。
そして、熱分野も電気分野も資格を取得すれば同じ「エネルギー管理士」ですので
熱分野を選択した方が楽かもしれません。

とはいっても国家資格ですからなめてかかるワケにはまいりません。
それに楽だからという理由だけで選択するのもどうかと思われます。

ここは無難に熱だろうが電気だろうが、自分の得意分野で勝負する方が良いと
いうのは言うまでもありませんね。
でもやっぱり、電気の方が出題の傾向も細かさも上のようで、それが如実に
合格率に反映されているという事ができます。
エネルギーは今の人間生活にはなくてはならないもので、特に電気が無くなって
しまったら、ほとんどの物が動かなくなってしまうと言っても過言ではありません。

携帯電話、パソコン、エアコン、自動車、今まで当たり前のように使っていた
機械類が全部ストップしてしまいます。

エネルギー管理士はこう言ったことには基本的にあまり縁がないかもしれませんが
このような世間一般的なエネルギーの事について役に立てるような資格があっても
おかしくないと思うのです。

と思って、わたしが考えるような世間一般的にエネルギーの有効利用について
のスペシャリスト的な資格がないかを調査してみようかなと思っています。